えだまめは全国どこでも栽培されています
えだまめはどこでも作れる
えだまめは全国各地で栽培されており、栽培に適さない地域はきわめて少ない作物です。 また、地域によって品種などが違い、10aあたりの収量に差があります。 えだまめ栽培が盛んな地域として、北海道、新潟県、秋田県、山形県、群馬県、埼玉県、千葉県があげられます。この7道県で作付面積・収穫量の約7割を占めており、「ブランドえだまめ」 など、各地で独自の工夫を凝らし、栽培がされています。
えだまめは全国各地で栽培されており、栽培に適さない地域はきわめて少ない作物です。 また、地域によって品種などが違い、10aあたりの収量に差があります。 えだまめ栽培が盛んな地域として、北海道、新潟県、秋田県、山形県、群馬県、埼玉県、千葉県があげられます。この7道県で作付面積・収穫量の約7割を占めており、「ブランドえだまめ」 など、各地で独自の工夫を凝らし、栽培がされています。
各栽培品目には必ずメリットとデメリットが存在します。
例えば「いちご」の場合、冬~春の長期間の収入が確保できるメリットがある反面、栽培にハウス、付帯設備等の初期投資や暖房費が必要となります。
また、品種や地域によって労働時間のピークが田植えと重なる為、作業時間の調整や臨時雇用が必要となり、水稲との複合経営が難しいなどのデメリットが存在します。
「じゃがいも」は取り組みやすく市場価格の影響が出にくいなどのメリットがありますが、連作が出来ないことや秋作の場合に天候により収量・品質が安定しないことがあるなどが挙げられます。
えだまめは、病害虫の発生が少なく、少ない労働時間で済むことから比較的取り組みやすく、単価が高い品目です。 また、ほとんど地域を選ばずに栽培が可能、かつ少ない人数で大規模化しやすい作物と言えます。
まずはえだまめを畑から引き抜きます。 収穫は初夏から夏にかけて短期間で行う必要があり、夏の日差しの下、根元から引き抜く作業は大変です。引き抜き作業には、標準的に製品300kg(約1反)あたり5人がかりで3時間かかります。
引き抜かれたえだまめの莢を枝から外します。 莢に傷がつかないように気をつけながらどんどんもぎ取っていくのですが、これが収穫作業のなかで最も大変な作業となります。 もぎ取り作業には、標準的に製品300kg(約1反)あたり10人がかりで8時間かかります。
もぎ取ったえだまめを出荷するため、葉屑や茎、虫食いや一粒莢・未熟莢を見分け取り除く選別作業を行います。 一般的にはベルトコンベアなどで流れ作業中に目視で選別します。 選別作業には、標準的に製品300kg(約1反)あたり5人がかりで5時間かかります。
上記のように、えだまめ収穫作業を人力で行うと畑からの引き抜き作業から始まり莢のもぎ取り作業、選別作業に袋詰めにさまざまな労力がかかります。すべての作業をひとが行うと、製品300kg(約1反)あたり、述べ20人がかりで16時間ほどかかります。